こんにちは!(有)榎竹商事です。
全国的に夏のような暑さがありますね。
今時点で30度越えとなれば、夏本番はどのようになるでしょうか。
暖かくなってくると増えるのが、お家の中の「虫」のトラブル。
もし、せっかく入居した賃貸物件に「クロアリが大量発生」してしまったら……あなたならどうしますか?
「大家さんの管理不足だ!家賃は払わないし、引っ越し代を請求してやる!」と思ってしまう方もいるかもしれません。
しかし、実は過去の裁判で、**「虫が出たからといって、すぐに大家さんの責任(債務不履行)にはできない」**という判決が出ているんです。
今回は、実際にあったちょっと判例を分かりやすくご紹介します。
どんな事件だったの?(裁判の概要)
- 入居直後にクロアリが大量発生! 借主のXさんは「ちゃんと掃除してない!通常通り暮らせない!」と怒り、家賃の支払いを拒否して契約を解除。
- 転居費用や慰謝料など約118万円、さらに敷金の全額返還などを求めて大家のYさんを訴えました。
- 大家さんの対応は? 大家のYさんは、発生から約1ヶ月の間に原因を調査し、駆除するなどの対応をとっていました(ちょうどGWの連休を挟んでいたそうです)。
裁判所の判断は…「借主の請求は却下!」
裁判所は、大家さん(貸主)に落ち度はないとして、借主Xさんの請求のほとんどを退けました。
理由は以下の3点です。
・入居者も対策できる:住んでいる入居者自身も、市販の薬剤を使うなど相応の対策が取れるはず。
・すぐ住めなくなるわけではない:アリが出たからといって、直ちにその部屋に住めなくなる(使用困難になる)とは言えない。
・大家さんは動いていた:大家さんは1ヶ月以内に調査や駆除の対応をしており、対応が著しく遅れたとは言えない。
まとめ:トラブルを未然に防ぐために
虫の発生に対する不快感や期待値は人それぞれですが、
法律上は**「入居者側にも一定の対応や歩み寄りが求められる」**ということです。
私たち不動産業者も、お部屋探しの段階で「どんな小さなお悩みやこだわりがあるか」を
しっかりお聞きし、事前に対策をお伝えすることで、
こうしたお互いが不幸になってしまうトラブルを減らしていきたいと思っています。
賃貸の疑問があればいつでもお気軽にご相談くださいね!
アットホームより引用。詳しくはコチラ
よろしくお願い致します。

